学び舎エルム|守谷市けやき台の個別学習塾【小中高対象】

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過去問対策!英作文で得点するコツは?

2021.12.27ブログ

皆さん、こんにちは。

学び舎エルムの岩間です。

 

今年も残すところあと5日となりました。

年が明けるといよいよ受験まっしぐらですね。

 

 

中3生は公立入試や私立入試の過去問演習に取り組んでおります。

過去問は解いて、マル付けして終わりではなく、しっかり解きなおしや暗記を繰り返して力を付けていく必要がありますね。

 

 

この解きなおしの際には、子どもたちによって理解すべき問題は異なるというポイントがあります。

例えば、90点を目指している子は全ての問題をできるように対策する必要がありますが、一方で目標が50点の子は正答率の低い難しい問題は後回しで良いのです。

 

 

こういったところは子どもたちには判断しづらいところもあるので、過去問を解いた結果を見て、「ここは確実に解けるようにしよう」と効率的に学習していけるようサポートしております。

 

 

 

また、過去問を解いている中で、塾生からよく質問されるのが、英作文です。

「書いてみましたが、自信がありません」や「どうやって書き出したらよいかわかりません」など、様々ですね。

 

 

英作文は、英単語や英文法など、正解するために多くの知識が必要なので正直難しいです。汗

ただし、茨城県の入試では英作文で20点分以上出題されておりますので、しっかり部分点を獲得していきたいですね。

 

 

 

そこで、今回は英作文で得点につなげるコツをご紹介させていただきます。

 

 

 

英作文で重要なことは「書きたい文を書く」のではなく、「書ける文を書く」ということです。

 

 

 

「あなたは将来どこの国に行ってみたいですか?その国に行って何をしたいですか?」といった質問に対する考えを述べる英作文があったとします。

 

 

例えば、子どものころから、ドイツに行ってソーセージ作りを学ぶことを夢見て生きてきた受験生がいるとします。

「この内容を書くしかない!」そう思いましたが、ドイツは英語でDoitsu?、Doitu?、ソーセージは英語でsousage?・・・・・・

 

 

この時点で、もう減点対象です。

 

ちなみにドイツ⇒Germany、ソーセージ⇒sausageですが、書きたい文に必要な英単語のスペルが分からないのであれば、スペルの分かる単語の国について書くのがポイントです。

 

 

 

行きたい国 ⇒ アメリカ ⇒ America

 

やりたいこと ⇒ 英語を勉強する ⇒ study English

 

 

 

これらの英単語なら多くの子どもたちは、書くことができるのではないでしょうか。

「書ける文を書く」、これは最重要ポイントです。

 

 

 

また、「正しい英単語や英文法を書く」ということのほかに、「長い文章を書く」ということも大きな壁になっておりますね。

大問6で出題される「30語以上で書きなさい」といった自由英作文では、規定語数を書ききれない子も少なくありません。

 

 

必死に文章を考えていても、次に何を書けばよいのか?と悩んでしまう場合、「文章の型を決めておく」ことも、英作文のコツであると考えております。

 

 

具体的には、because(なぜなら)so(だから)を使って次のような文章の型を決めておくのです。

 

私は○○と思います。

なぜなら○○だからです。

なので○○をしていきたいです。

 

 

 

2021年の茨城県公立入試では、「あなたの生活で最も大切なものは何ですか?なぜそう思いますか?」といった英作文が出題されました。

(問題では英文で質問が出題されましたが、日本語で書いております)

 

 

これに対しても、次のようになぜならだからを使うと文章を組み立てやすいかなと思います。

 

私の人生で最も重要なものはカメラです。

なぜなら、私は自分のカメラを使って写真を撮るのが好きだからです。

だから、私はたくさんの国に行ってたくさんの写真を撮りたいです。

 

英語にすると次のような感じです。

The most important thing in my life is my camera because I like to take pictures with my camera. So I want to go to many countries and take many pictures.

 

 

この文章の型を伝えた塾生から先日、「実力テストでマルが付きました」と報告を受けました。

役に立てて良かったなとしみじみ感じますね。

 

 

 

今回ご紹介した内容は、あくまでコツの例です。

実際、英作文を得点するには、英単語や英文法に対する地道な努力が必要になってきますね。

 

けれど、英作文の採点をした際に、ただ「この単語を覚えなさい」、「動名詞の使い方が間違っているよ」と伝えるだけではなく、考え方を少し変えることで、得点につなげられるきっかけを子どもたちに伝えていけたらなと日々サポートしております。

 

 

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