茨城県公立高校入試、志願先変更で倍率はどう変わる?
2022.02.13ブログ
皆さん、こんにちは。
学び舎エルムの岩間です。
中3生は公立入試が近づいてきましたね。
「入試でうまくできるだろうか?」、「対策が間に合うだろうか?」といった不安な気持ちから、「あと少しで受験勉強から解放される!」といったポジティブな気持ちなど、心持ちは様々でしょう。
ところで、受験生の気になる「志望校の倍率」が、先日発表されましたね。
昨年に比べると倍率が高かった学校・低かった学校と様々です。
そしてこの倍率は、志望先変更後にまた変わってきます。
志望先変更後に倍率がどのように変わるかというと、倍率の高かった学校の倍率は下がり、倍率の低かった学校の倍率は上がる傾向があります。
(すべての学校がこの傾向ではありませんのでご注意ください)
実際に昨年、令和3年の茨城県内公立高校の志願先変更前・後の倍率をみていきましょう。
下図に変更前後の倍率を散布図に示しました。
横軸に志願先変更前の倍率、縦軸に志願先変更後の倍率を示しております。
黄色い三角形の範囲内の点は、志願先変更後に倍率が上がった学校を表し、青い三角形の範囲内の点は志願先変更後に下がった学校を表しています。
ざっくりとですが、倍率が1.1倍を境に上がる・下がるの傾向が分かれているようです。
ただし、倍率が高くても変更後にさらに高くなる学校もありますし、そうでない学校もあり、あくまで傾向があると認識しておく必要があります。
現状の対策の状況や倍率を考慮して、ご自身で納得のいく志望校決定をできると良いですね。
そして、志望校決定後の倍率はもう気にしないことが重要です。
倍率は自分自身の力でどうこうできるものではありませんので、考えても仕方ありません。
(不安になる・気になる気持ちはよくわかります)
うまくいかなかったらどうしよう…とネガティブに考えることは、入試本番でのパフォーマンス低下につながるだけです。
高校入学後の楽しい新生活を思い描きながら、残りの受験対策を頑張りましょう!!
本ブログを読んで、「散布図って何だっけ?」と散布図について興味を持たれた方は、こちらのブログもご覧になってみてください。