入試本番でプレッシャーを解消する方法は?
2022.02.05ブログ
皆さん、こんにちは。
学び舎エルムの岩間です。
私立高校の入試も終わり、エルムに通ってくれている中3生も続々と入試の結果を報告してくれました。
ところで、試験当日は皆さん、緊張しましたか?
入試というと、大きなプレッシャーを感じてしまう子も少なくないのではと思います。
もしかすると、プレッシャーのあまり、入試で失敗してしまったなんてこともあるかもしれませんね。
高校入試だけに限らず、部活の大会や大学入試など、これからの人生でプレッシャーを感じるイベントは多くあります。
そして何より、公立入試はまだまだこれからですので、プレッシャーに負けない方法について、ご紹介させていただきます。
→参考図書『プレッシャーなんてこわくない 誰でも本番勝てるメンタル強化術』(ヘンドリー・ウェイジンガー著)
そもそもプレッシャーとは、何なのでしょうか?
皆さんはどのような時にプレッシャーを感じますか?
プレッシャーを感じる状況には、次の3つの共通点があります。
① 結果が重要である
② 結果が不確定である
③ 結果に対する責任が自分にある
入試はまさに、この3つが当てはまりますね。
この3つの度合いが高まるほど、(結果がかなり重要、かなり不確定、責任が重い)プレッシャーは強くなり、普段の実力を発揮できない可能性は高くなるというわけです。
なかでも、①結果の重要度、②結果の不確定さがプレッシャーの度合いに大きく影響するものと思います。
当然、第一志望の高校は重要度が高く、実力に拮抗した高校を受ける子がほとんどですから、合格できるか・できないかは何とも言えない。つまり不確定さが高いです。
そのため、プレッシャーはかなり大きいものとなります。
一方、滑り止めの高校の場合、それほど大きなプレッシャーを受けない子が多いかと思います。
大抵は実力より下の高校を受けるため、ほぼ合格できる。つまり不確定さが低いため、プレッシャーが小さくなると考えられます。
重要度を下げるというのは難しいでしょうから、不確定さを意図的に下げることができれば、プレッシャーの度合いは小さくなるでしょう。
不確定さを下げる、つまり合格できる可能性を高めるには自分の学力をあげることが重要です。
公立入試でプレッシャーに打ち勝つ方法は「残りの期間をめちゃめちゃ頑張る!」ということです。
それだけ頑張れば、きっと過去問の点数も上がってくるし、何よりやり切ったという事実が自信につながるはずです。
(まわりまわって、勉強しましょうという当たり前のことを言うだけになりました笑)
それでも、試験当日、大きなプレッシャーを感じてしまったときのために、22の具体的なプレッシャーの解消法をご紹介します。
① 自分を試すチャンスだと考える
② チャンスは他にもあると考える
③ あまり深刻に考えない
④ ミッションに集中する
⑤ 心の準備をしておく
⑥ 自分のすぐれている点をあげる
⑦ 絶好調の自分を思い出す
⑧ 前向きな姿勢を保つ
⑨ 五感に耳をすませる
⑩ 自分がコントロールできることに集中する
⑪ 好きな歌を聴く
⑫ キーワードやイメージを決める
⑬ プレッシャーの場面を練習する
⑭ 左手でボールを握りしめる
⑮ 不安をすべて書き出す
⑯ 自意識を捨てる
⑰ 瞑想する
⑱ プレ・ルーティーンを決める
⑲ 思考を減速させる
⑳ 呼吸をととのえる
㉑ 自分の出番を一番にする
㉒ 自分の気持ちを誰かに打ち明ける
自分に合いそうなものはありましたか?
⑪好きな歌を聴くというのは、アスリートの方々もやっていたりで、結構おすすめです。
公立入試まではあと少し。当日プレッシャーを感じた際に、実施する解消法を決めておくのも良いかもしれませんね。