定期テスト前、勉強を意識し始めた子どものサイン
2025.06.03ブログ

こんにちは。
学び舎エルムの岩間です。
6月に入り、中学生は定期テストがだんだん近づいてまいりました。
「テスト前なのに、全然ピリッとしてなくて・・・大丈夫?」
「うちの子、逆に焦りすぎているように見てて心配で・・・」
こんな心配ってあったりしませんか?
確かに、テスト前って子どもたちの様子がちょっと変わったりしますよね。
実は、子どもたちを見ていると、テストが近づいてきて「勉強しなきゃ」と意識し始めているサインがいくつかあります。
今日はそんな、子どもたちのサインについてご紹介します。
サイン①:教科書やプリントを見返している
普段あまり教科書を開かない子が、パラパラ見返していたら、それは立派な「やる気スイッチが入りかけているサイン」かもしれません。
見た目には「本気で勉強をしている!」というほどではなくても、
本人なりに「そろそろヤバいかも・・・」と感じている証拠なんです。
こういう時はあえて口を出さずに、飲み物を出すだけにしておくのも大切なサポートですね。
「自分から動いていること」に大きな価値がありますから。
サイン②:急にイライラ・ソワソワしはじめる
テスト前になると、普段よりも言葉がきつくなったり、ちょっとしたことでイライラしてしまう子もいます。
これは「緊張や不安のサイン」。
親御さんとしてはちょっと驚いたり、心配になってしまいますが、実は「自分なりに真剣に向き合っている」という証でもあります。
大事なのは、表面的な感情に振り回され過ぎず、「頑張ってるんだな」と見守ってあげること。
「テスト前って、気持ちが落ち着かないよね。何か手伝えることある?」
などと、声掛けしてあげると、この一言で、ホッとさせてあげられるものと思います。
サイン③:「勉強しているのに覚えられない」とポツリ・・・
これは、真面目な子や完璧主義タイプの子に多いサインです。
焦りと不安が入り混じって、「もうダメだ・・・」と感じてしまうことも。
こんな時に、大人が一緒になって焦ってしまうと、子どもはますます不安になります。
そんな時は、
「焦るってことは、ちゃんとやろうとしている証拠だね」
と努力していることを見てあげると、安心感につながります。
サイン④:質問が増える、塾での姿勢が変わる
塾での学習中にもテスト前になるとこんな変化がよく見られます。
- あまり質問しなかった子が「ここ、ちょっと聞いていい?」と話しかけてくれる
- 通塾の曜日以外にも自習に来てくれる
- 休憩時間に授業ノートを見直す
これらも全部「テストに向けて本気モードに入ったサイン」なんです。
こういった子どもたちのサインは、エルムでも大切にしていきたいと思います。
最後に:大事なのは「見守る姿勢」
テスト前って、子どもも親御さんも、ちょっとだけナーバスになることもあるかと思います。
でも、子どもなりに一生懸命戦っているんですよね。
そんなとき、あれこれ言いたくなる気持ちをグッとこらえて、
「頑張ってるね」「応援してるよ」とそっと伝えるだけで、
子どもはすごく安心するものです。
たとえ準備が完璧じゃなくても、「自分なりに頑張れた」って感じられるよう、エルムでもサポートしていきます。
ご家庭でも、「あ、これはサインかな?」とちょっとした変化に気づいてもらえたら嬉しいです。