低学年から”考える力”を伸ばすのにオススメの教材
2025.12.09ブログ

エルムでは、11月から低学年コースがスタートしました。
小学生の低学年は、「読む力」「考える力」「自分の言葉で説明する力」の土台を作る大切な時期です。
でも、これらの力は算数や国語のワークを解くだけではなかなか身につかないかもしれません。
そこでエルムの低学年コースでは、
算数ラボと思考系のパズル教材(例:算数と国語を同時に伸ばすパズル)
を組み合わせて、”考える力”を育む学びを取り入れています。
■思考系パズル教材が低学年にぴったりな理由
① 読む力・考える力・整理する力が同時に伸びる
パズルは、問題文を読み、条件を整理し、試行錯誤しながら答えにたどり着きます。
まさに低学年で身につけたい力がぎゅっと詰まった学習です。
② 一問が短く、成功体験が積み重なる
正解した瞬間の「できた!」という喜びが強く、学習への意欲が自然と高まります。
毎日でも続けやすいのもポイント。
③家庭でも取り組みやすい
市販のパズル教材は価格もそれほど高くなく、取り入れやすいところも魅力です。
■パズル教材を用いたお子さんとの”おすすめの付き合い方”
パズルは”解いた後”が本当に大事です。
エルムでは正解した後に、「どうやって考えたの?」と聞くように心がけています。
すると子どもたちは得意げに解き方を教えてくれます。
これが、達成感とやる気につながる大切な瞬間です。
そしてもうひとつ。
言葉で説明するのは意外と難しいということ。
頭の中では理解していても、いざ言葉で説明しようとするとうまく説明できないことも少なくありません。
「えっとね・・・」「まずはここを見て・・・」
とゆっくり考えを整理しながら説明していくうちに
・順序だてて考える力
・必要な情報だけを取り出す力
・自分の考えを言葉にする力
こうした”思考の土台”が育っていきます。
もしかすると、「どうやって考えたの?」と聞いた際に、黙ってしまう子もいるかもしれません。
エルムでも、1分以上黙りこんでしまう子もいます。
でもこれは、頭の中で思考を組み立て直している大事な時間です。
ここで口を出さず、じっくり待つことがポイントです。
すると、しばらくしてから、
「これはまずこう考えて・・・」
と自分の言葉で説明し始める事が多いのです。
この”黙っている時間”こそ、
思考力が伸びている最も濃い瞬間だとも感じています。
■さいごに
エルムの低学年コースでは、「読む・考える・説明する」という力を算数ラボと思考系のパズル教材を通して自然に育てています。
低学年の子にとって、”楽しい”と”考える”が同時に味わえるパズルは、まさに学びの入り口にぴったりの教材です。
家庭学習として取り入れるのもとてもオススメなので、ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてください。