模試の振り返りを実施しました!
2021.09.06ブログ
皆さん、こんにちは。
学び舎エルムの岩間です。
茨城県非常事態宣言が発令されてから2週間ほどが経ちましたが、県内の感染者数はなかなか下がらない日々が続きますね。
学びづらい環境が続きますが、「それでも受験は行われる」というのが現実です。
中3生にとって、特に大事な時期を全力でサポートしていけたらと思います。
さて、今回は8月29日に中3生を対象に実施した模試の振り返りについて、ご紹介いたします。
突然ですが、高校時代に地理の先生が「テストは生もの」と言って、いつも次の授業では返却してくれたことをよく覚えております。
本当にそのとおりだと思います。
テストを解いた感覚が残っているうちに正解・不正解の確認をすることで、間違えた問題も正解の導き方を身につけることができます。
ということで、模試の結果送付はまだ先ですが、僕の方で採点を行い、週末に解説と振り返りを行いました。
記憶が新鮮なうちに解説を行ったので、「こう考えてた!」とか「そっちと迷ってた!」という感想も出てきながら、正解の導き方を伝えることができました。
また、英語や国語の長文の解説は、教室内で解説をしていても、zoom画面で問題文を共有しながら解説するとかなり説明しやすいですね。
オンライン授業やオンライン自習室で活用しているzoomが大活躍です。
↓このように、マーカーで書き込んだりもできるので、文中のポイントを共有しやすいです!
模試を受けた塾生の感想は、「数学が難しかった」というものが多かったですね。
茨城県の公立入試では、ただ計算を解くだけの問題はなく、文章問題として出題されます。
「基礎知識を習得できていても、正解できるとは限らない」というのが文章問題には非常に多いです。
例えば、数学の第1問目は次の問題が出題されました。
答は分かりますでしょうか?
39
という答えが意外と多かったです。
しかし、正解は45です。
この問題に必要な数学的な知識は「たし算・ひき算」です。
この「たし算・ひき算」の基礎知識は十分すぎるほど持っているにもかかわらず、正解できないことがあります。
「前の回を基準にして,」←この部分を読み飛ばしてしまっていることが原因です。
読み取りが不十分で間違えた子どもたちは、次の模試ではきっと注意深く読むはずです。
文章問題を数多く解き、間違えたところは次に気をつける、この繰り返しが文章問題の対策となります。
特に数学は「次にやったら解ける」という感覚が重要です。
解説を読んでも「次やってもできそうにない」という場合は、基礎がまだ足りない可能性があります。
エルムでは夏の間、徹底的に基礎を復習して基盤を作りました。
これからは、実践演習です。
公立入試の過去問を中心に多くの経験値を積んでもらいます。
過去問といえば、茨城県の過去問を解くのはまだ早い・・・、でも他の都道府県の過去問を買うのはもったいない・・・という方も結構いるのではないでしょうか。
東京新聞のウェブサイトには、首都圏の公立入試の過去問がそれぞれ約10年分掲載されております。
https://www.tokyo-np.co.jp/k_shiken
解答のみの掲載となっておりますが、解答を見て理解できるものはそれで良いですし、解答を見ても分からない問題は塾の先生に質問すれば良いのです。
どの塾さんも自習や質問をしやすい環境は整っていると思います。
自分でできることは自分で進め、できないところはどんどん活用していけばよいのです。
もちろんエルムでも、こういった質問は大歓迎です!
最後に余談ですが、問題集のマル付けも当然すぐに行うべきです。
極端には1問ごとにマル付けするのが理想ですが、時間効率も考えると1ページごとにマル付けをするのが理想的でしょう。
マル付けしない子が多いんですよね…笑
受験へ道のりはまだまだ、これからです。
皆さんの頑張り次第でいくらでも点数は上がります。
受験に向けて一緒に奮闘しませんか?
ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。