茨城県立高校入試|志願先変更で倍率はどう動く?
2026.02.08ブログ

茨城県立高校入試では、最初の出願のあとに、「志望校先変更期間」があります。
この時期になると、
- 「倍率が高い学校は難しいのでは・・・」
- 「志望先変更で状況が大きく変わるのでは・・・」
と、不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、
倍率を予想するというよりも、過去数年分のデータをもとに、
「志望先変更で、倍率がどのように動いてきたのか」を参考までに整理してみたいと思います。
志願先変更前後の倍率を、散布図で見てみる
過去4年分のデータについて、
- 横軸:志願先変更前の倍率
- 縦軸:志願先変更後の倍率
として散布図を作成してみました。

この図では、斜めの直線(変更前=変更後)を基準にして、
- 直線より下の黄色いゾーン
⇒志願先変更によって倍率が下がった
- 直線より上の赤いゾーン
⇒志願先変更によって倍率が上がった
ことを表しています。
図から読み取れる大きな傾向
この散布図を見ると、いくつかはっきりした傾向が見えてきます。
① 倍率は動くが、大きくは動かない
まず目につくのは、
多くの点が斜めの直線の近くに集まっていることです。
これはつまり、
志願先変更はあるものの、
倍率の変化は「微調整」程度に収まるケースが多い
ということを示しています。
上がっても、下がっても、
多くは±0.05~0.1程度の変化で、
極度に跳ね上がったり、急落したいする例は多くありません。
② 倍率が高い学校は、下がりやすい
変更前の倍率が高い(1.1倍以上)学校を見ると、
黄色のゾーンに多くの点が入っています。
これは、
- 「やはり少し厳しいかもしれない」
- 「もう一段、現実的な選択を」
と考えて、志願先を見直す受験生が一定数いるためです。
ただし、下がるとはいえ、
大きく下がるわけではなく、人気校は人気校のままという場合がほとんどです。
③ 倍率が低めの学校は、上がりやすい
一方で、変更前の倍率が1.0倍未満の学校では、
赤いゾーン(倍率が上がった)に入る点が目立ちます。
これは、
- 「ここなら大丈夫そう」
- 「安全な選択として」
と考える受験生が集まり、倍率が少し上がる傾向があるということです。
低倍率だからといって、そのまま落ち着くとは限らない、という点は知っておいても良いポイントです。
それでも、合格ラインは大きく変わらない
ここが一番お伝えしたい点です。
志願先変更によって倍率は多少上下しますが、
合格ライン(必要な得点)が大きく動くことはほとんどありません。
なぜなら、
- 志願者全体の学力分布が大きく変わるわけではない
- 倍率が上がる学校・下がる学校の間で、人が移動しているだけ
という場合が多いからです。
倍率の数字が動いても、
「このくらい取れれば合格圏」という目安自体は、
例年それほど変わらないのが実情です。
今、受験生がやるべきこと
倍率はどうしても気になります。
それ自体は自然なことです。
ただ、データを見れば見るほど、
倍率を追いかけ続けるよりも、
定めた目標に向けて力を積み上げることの方が、
合格への近道だ
と感じます。
残りの期間で意識したいのは、
- 基本問題の取りこぼしを減らす
- 苦手分野を一つずつ潰す
- 本番で取るべき点数を、安定して取れる力をつける
倍率がどう動こうと、
自分の点数が上がれば、合格に近づく
事は変わりません。
志願先変更の倍率は、あくまで「参考情報のひとつ」として受け止めながら、
最後まで、やるべき準備に集中していきましょう!!
エルムでも、一人ひとりの目標点に向けて、最後まで寄り添ってサポートしていきます。