入試本番にも重要!模試で身につけたい時間感覚
2025.08.18ブログ

皆さん、こんにちは。
学び舎エルムの岩間です。
中学生や高校生にとって、この時期は模試を受ける機会が増える時期ですね。
模試で、実力を十分に発揮できなかった理由としてよく耳にするのは「時間が足りなかった」という声です。
勉強の内容がしっかり頭に入っていても、試験中に焦ってしまい、途中で時間切れになってしまう・・・
これほどもったいないことはありません。
模試は学力を測るだけでなく、時間感覚を鍛える絶好の場でもあるのです。
◆時間配分が大事な理由
入試本番は、普段の勉強と違って制限時間があります。
1問にこだわりすぎると、後半の問題に手が回らず点数が伸びないことも多いのです。
実際、模試や入試で高得点を取る生徒の多くは、「解ける問題からテンポよく進める」ことを意識しています。
つまり、知識量だけでなく、”時間をコントロールする力”が得点力につながるのです。
◆具体的な時間配分の工夫
- 1科目あたりの時間をあらかじめ割り振る
例:国語50分なら、大問ごとに「15分+15分+20分」など目安を立てておく
- 難しい問題にこだわらない
3分考えても解法が浮かばなければ、一度飛ばして最後に戻る習慣をつける。
- 時計を見るタイミングを決める
「20分経過したら必ず残り時間を確認する」とルール化しておくと安心。
こうした工夫は、普段の勉強でもマネできます。
例えば、過去問や問題集を解くときにストップウォッチを使うだけでも、時間感覚が身についていきます。
◆模試を”練習の場”にする
模試の点数に一喜一憂するのも大事ですが、もっと大切なのは「本番に向けての準備ができているかどうか」です。
模試のたびに時間切れになる人は、すぐに解答力を伸ばすよりも、まずは「時間配分を守る練習」から始めた方が効果的です。
入試本番では、「あと5分あれば解けたのに・・・」という声が毎年のように聞かれます。
その5分を生み出せるかどうかは、今から模試でどれだけ時間感覚を意識できるかにかかっています。
◆まとめ
模試を受けるときは、ただ知識を試すだけでなく「時間をどう使うか」を意識しましょう。
1問1問にこだわりすぎず、全体を見渡して計画的に進めることが、点数を安定させるカギです。
そしてその時間感覚は、必ず入試本番で大きな力になります。
模試は”時間の練習試合”。
ここで身につけた感覚が、入試という本番の舞台で皆さんを助けてくれるはずです。