あらすじだけにならない!読書感想文を書くコツと補助ツール
2025.08.05ブログ

皆さん、こんにちは。
学び舎エルムの岩間です。
夏休みが始まり2週間ほど経ちましたね。
皆さん、夏休みの宿題は順調に進んでいますでしょうか?
夏休みの宿題といえば・・・、読書感想文!
実は僕自身、子どもの頃、読書感想文がとても苦手でした。
本を読んでも「どう書けばいいのか分からない」となり、結局、あらすじをダラダラと書くだけになってしまったことをよく覚えています。
でも、それって本当は「感想」ではないんですよね。
今日は、そんな「感想文が苦手!」という子のために、あらすじだけに終わらない読書感想文を書くコツを3つご紹介します。
① 心に残った場面を”ひとつ”選ぶ
全部の内容をまとめようとすると、ほとんどがあらすじになってしまいます。
大切なのは、心に残った場面をひとつに絞ること。
「主人公があきらめないで挑戦したシーン」
「友達とけんかして仲直りした場面」
「不思議なできごとにびっくりしたところ」
そんな場面を取り上げて、「なぜ自分の心に残ったのか」を書くと、それが立派な”感想”になります。
② 自分の経験と重ねる
さらに、本の出来事を、自分の体験と比べてみると書きやすくなります。
「自分もテストで失敗したとき、主人公と同じ気持ちになった」
「友達とケンカしたことを思い出した」
このように、”自分ごと”に置き換えると、自然とオリジナルの感想が生まれます。
③ 読んで感じた”変化”を書く
感想文の最後にオススメなのは、読む前と読んだ後で自分の気持ちがどう変わったかを書くこと。
「最初は面倒だと思ったけど、最後まで読んでワクワクした」
「この本を読んで、次は自分も挑戦してみようと思った」
こうした”変化”が書けると、感想文として、しっかりした印象になります。
まとめ
読書感想文は、あらすじをまとめることが目的ではありません。
「自分がどう感じたか」を書くことこそが大事です。
心に残った場面を選び
↓
自分の経験と重ね
↓
読んで感じた変化を書く
この3つを意識すれば、あらすじ地獄から抜け出せますよ!
今年の夏休みは、ぜひ自分らしい感想文を書いてみましょう。
💡 ちなみに、最近ではワークシート形式の補助ツールや参考ページも公開されています。
「どこから書き始めればいいかわからない・・・」という子には、こうしたツールを使って”流れを作ってから書く”のもおすすめです。
参考になりそうなページをいくつかご紹介します👇
読書感想文は「うまく書くこと」がゴールではなく、自分なりに感じたことを形にする体験そのものが大切です。
今回ご紹介したコツや補助ツールをうまく活用しながら、夏休みの宿題をちょっと楽しく、自分らしい言葉で仕上げてみてくださいね。