うまくいかない時こそ、かっこいい人になれる
2025.06.27ブログ

皆さん、こんにちは。
学び舎エルムの岩間です。
塾をやっていると、「あぁ、自分ってカッコ悪いなあ・・・」と思う瞬間があります。
たとえば、子どもの頑張りにうまく応えきれなかったり、こちらの声かけが空回りしてしまったり、ふとしたミスで子どもたちを動揺させてしまったり――。
そのひとつひとつは小さな失敗かもしれないけれど、あとからじんわり効いてきて、「もっとちゃんとできたんじゃないか」と、自分にがっかりしてしまうんです。
でも、先日あった東京都議会選挙の結果を見て、ちょっと勇気をもらいました。
「再生の道」という新党を立ち上げた石丸伸二さん。
話題になっていたので知っている方も多いかもしれません。
石丸さんは”国民の政治参加、議会の正常化”を掲げ、42人の候補者を立てて挑んだ選挙でしたが、結果は当選者ゼロ。
普通に考えたら”大敗”です。
世間的には、きっと「カッコ悪い」と思われるような結果。
でも、石丸さんの姿勢や発言には、何か学びがあると僕は感じたんです。
たとえば、どんなに批判されても、自分のビジョンを曲げないところ。
きっと感じているであろう悔しさをバネに、また立ち上がっていこうとする。その姿勢は「カッコ悪い」どころか、すごく”かっこいい”なぁと思いました。
僕たちの日常でも、何かにチャレンジしたけれど結果が出なかったり、周囲から「うまくいってないね」と言われたりすることはあります。
でも、そこで自分を見つめ直して、次に活かそうとする行動こそが、本当の”再生”だし、そういう積み重ねが自信になったり、周りからの信頼や成果につながっていくんだと信じたい。
子どもたちにも、そんな姿を見せたいし、伝えたいと思っています。
今回は少し変わった切り口になりましたが、「失敗をどう受け止め、どう次に活かすか」というのは、勉強でも人生でもとても大切なテーマです。
誰だって失敗はします。
だけど、そのあとの”立ち上がり方”、どういった行動に移せるか、にこそ大きな価値がある。
そんなことを、僕自身も日々学ばせてもらっています。